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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007W66

有価証券報告書抜粋 株式会社IMAGICA GROUP 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1) 経営成績に関する分析

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績は緩やかな回復基調が続く一方で、中国経済の減速を発端とする株価下落や海外景気の下振れなどの影響から、先行きの不透明さは一層深まっている状況であります。当社グループの所属する映像関連業界におきましては、技術革新に伴う映像メディアの変化や映像制作工程の変化の中、常に新たな価値創造が求められております。
このような環境の下で、当社グループは、映像ビジネスにおいて幅広い事業展開を行っており、経営ビジョンに掲げております「映像コミュニケーションにおける新たな価値創造」に向けて、グループの総合力を発揮し、収益力及び財務体質を強化することに取り組んでまいりました。
また、2015年4月に買収したSDI Media Central Holdings Corp.及びその子会社38社の業績を、第2四半期連結会計期間より連結損益に含んでおりますが、SDI Media Central Holdings Corp.は2015年10月1日付で同社の子会社であった存続会社SDI Media Group, Inc.他2社との合併により消滅し、現在SDI Media Group, Inc.の子会社数は36社となっております。
これらの結果、当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、売上高は700億36百万円(前年同期比25.8%増)、営業利益は6億53百万円(前年同期比62.6%減)、経常利益は7億60百万円(前年同期比54.3%減)となりました。なお、SDI Media Group Inc.におけるのれんの減損損失を43億5百万円計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は15億55百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益12億46百万円)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

① 映像技術サービス事業
テレビ番組分野におきましては、バラエティーや特番を中心に受注がほぼ前期並の水準で推移しました。映画分野のデジタルシネマサービスにおきましては、3月にTOHOシネマズの64拠点への予告篇配信サービスが順調なスタートを切りました。一方で、CM分野及びパッケージ(DVD、ブルーレイディスク)分野におきましては、受注は低調に推移し、前期の実績を下回りました。
この結果、当連結会計年度における当該事業分野の業績は、売上高は149億5百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益は9億75百万円(前年同期比14.5%減)となりました。
② 映像ソフト事業
CM制作分野におきましては、積極的な営業展開を実施し、確実に案件を受注しました。コンテンツ制作分野におきましては、劇場映画「劇場版MOZU」「ちはやふる[上の句]」「暗殺教室-卒業編-」等の映画作品を、また「MOZU スピンオフドラマ」「疫病神シリーズ 螻蛄」等のドラマの制作を行い、売上へ貢献いたしましたが、多数制作した前期の実績は下回りました。3Dプロジェクションマッピングの映像制作においては、順調に新規案件獲得が進み、またVR(ヴァーチャルリアリティ)関連コンテンツ制作案件の獲得もあり、売上に貢献いたしました。
この結果、当連結会計年度における当該事業分野の業績は、売上高は123億22百万円(前年同期比13.9%減)、営業利益は4億67百万円(前年同期比18.5%減)となりました。
③ 放送事業
放送分野の「イマジカBS」におきましては、加入者数が順調に推移し、また、広告収入が増加したことで、売上、利益ともに前期実績を上回りました。「歌謡ポップスチャンネル」におきましては、ケーブルテレビ収入及び広告収入が増加し、売上及び利益が大幅に拡大いたしました。また、ホテル映像分野におきましては、8月より海外テレビ電送サービス「IiDS」を新たに開始するなど収益拡大に貢献いたしました。
なお、「FOODIES TV」は2016年4月30日をもちまして放送を終了いたしました。
この結果、当連結会計年度における当該事業分野の業績は、売上高は58億31百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は1億41百万円(前年同期比154.4%増)となりました。

④ 映像システム事業
イメージング分野におきましては、主力の高速度デジタルビデオカメラの販売は、国内およびアジア向けで好調な販売実績を上げ、堅調に推移しました。プロ用映像機器分野におきましては、前期までの大型案件に対する保守契約等着実な受注がありましたが、上期の受注減が影響し、前期の実績を若干下回りました。また、CADソリューション分野におきましては、新商品を発売したものの前期の実績を下回りました。
この結果、当連結会計年度における当該事業分野の業績は、売上高は120億65百万円(前年同期比6.7%減)、営業利益は12億36百万円(前年同期比9.8%減)となりました。
⑤ 人材コンサルティング事業
人材派遣・請負サービス分野におきましては、紹介事業が堅調に推移し、また主力の派遣事業ではWeb職種やゲームエンタテインメント、映像技術職種の派遣事業は前期同様順調に推移いたしました。コンテンツ制作受託分野におきましては、ゲーム制作受託やデバッグ作業を中心に好調に推移し、前期の実績を大きく上回りました。
この結果、当連結会計年度における当該事業分野の業績は、売上高は131億60百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は6億17百万円(前年同期比88.2%増)となりました。
⑥ メディア・ローカライゼーション事業
メディア・ローカライゼーション事業におきましては、世界的な放送業界を取り巻く環境の変化、欧州市場における販売価格の低下及び外部委託コストの上昇による業績の悪化、また為替相場の変動などにより一部の地域において業績が当初の見込みを下回りました。また、J-SOX対応等経営管理に対する体制整備の一時的な費用ならびにのれん償却負担等により、営業損失を計上しました。
この結果、当連結会計年度における当該事業分野の業績は、売上高は163億71百万円、営業損失は15億35百万円となりました。
なお、当該事業分野の業績につきましては、SDI Media Central Holdings Corp.(現SDI Media Group,Inc.)とその子会社の決算日が12月31日であり、かつ、みなし取得日を2015年4月1日としているため、当連結会計年度には2015年4月1日~2015年12月31日の9ヶ月間の実績を反映しております。

(2) キャッシュ・フロー

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前連結会計年度末に比べて179億28百万円(59.8%)減少し、120億48百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は、前連結会計年度末に比べて31億6百万円(87.4%)減少し、4億46百万円
となりました。
これは、主に法人税等の支払額、売上債権及びたな卸資産の増加によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は、前連結会計年度末に比べて168億84百万円(1146.6%)増加し、183億56百
万円となりました。
これは、主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は、5百万円となりました。(前連結会計年度は191億37百万円の収入)
これは、主にセール・アンド・リースバックによる収入及び配当金の支払によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01862] S1007W66)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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